体験版での印象はそんなにこう強烈な印象はなく、石田さんの出てる乙女ゲーって久々だなあ…位でした。
ご飯は三食同じもの、黎明とは真逆で食には興味無いようで。
先生ルートなのに、ちょこちょこ出てくる姑のような黎明に目がいってしまうのはどうしてなのか…。
退学後に先生と会おうとする主人公に反対する黎明と司狼のやりとりには吹き出してしまいました。
本当に本人自覚ないんだろうけど物凄い主人公に懐きすぎるよ黎明。
ただ余計な言葉が多すぎるから、主人公には全然気持ちが伝わってないんだろうけど(笑)
謝ろうとしてるはずなのに段々説教じみてくる黎明に「だぁああん!なんでお前は黙って頭を下げるってことができねえんだ!?」とツッコミを入れる司狼がお兄ちゃんしてて良かった。
弟が素直に謝れるか心配で見守っていたんだなあ。
それに対して珍しくぶつぶつ言ってる黎明が面白可愛い。
こういう所は年相応っていうか、子供っぽくていいな。
とりあえずお許しは頂けましたが、「ですがあの教師に気を許してはいけません。もし淫らがましい真似をしたらすぐに大声をだして―――」ってどんだけ過保護なんだ(笑)
ていうか、そのあと八つ裂きにしそうで怖いよ、黎明。
何故2人で会うことになったのか、その経緯を双子に説明したいと申し出た先生が主人公宅へやってきた時のイベントもやたら先生につっかかる黎明が子供っぽくて笑えました。
いや、まあボスに近づく不審な輩って意味では確かに疑ってかかるのはまちがってないんだけど、こう主人公に近づくなという私情がありありと見えるので(笑)
コーヒーのうっかり具合はわざとらしすぎる。
そして、いくらなんでも女の子いる前で脱ぐようにすすめるな!(笑)
そして先生も脱がないでくださいって!
先生ルートは結構距離感があるというか、双子や渉とは違って触れ合いがなかったのでそんなに甘くはなかったかな。
まあ一応先生と生徒だしなあ。
でも退学したんだから、関係ないといえばないけど。
花火を見に連れて行ってくれたりと、触れることはなくても、心の触れ合いはあってよかったです。ほのぼのとしてて。
結構本人視点で、そういうしなくてもいいはずの思いやりをしてしまっている自分に気づいて葛藤している描写があったのも恋愛してるんだなというのが感じれてよかったです。
ただ、途中カードを渡すシーンではどうして敵宣言しててなんの説明もなく渡してくるのかさっぱり分からなかったけど。
選択肢が意外と難しかったので好感度が足りず初回はバッドEDでした。
途中まではきっと豹変してしまった先生を主人公が体を張って元に戻すんだとばかり思っていたのでそのまま暗転してしまってぽかーんとしてしまいました。
えええ、そんな切なさすぎるんですけど…!
仕方なくスキップ駆使して再チャレンジでグッドED見れました。
こちらもいまひとつお子様が何をしたかったのか、あの装置は何だったのか、どうして壊れてしまったのかが意味不明で呆然…。
それってこの物語の核心のはずだからちゃんと明らかにしてくれないとおいてけぼりなんですけど…。
これは風呂敷広げすぎて、結局収拾つかなくなったからぼかしているんだろうか…。
これはどのルートもそうなんですがほんとうにオチが弱すぎる。
中途半端すぎるので、もやっと感が残って消化不良なのが残念。
エピローグはほのぼの学園生活で良かったです。
そして先生は意外と吹っ切れると大胆というかこっ恥ずかしいというか…。
本当に食べてしまいそうで怖いな(笑)
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