体験版の印象は、兄貴との体を張った漫才・わんこ・小動物でした。
序盤の、近道して結局主人公を危ない目にあわせた落とし前には指の一本や二本じゃ足りんと言う凛に対し、「4本もなくなったら日課の掃除が出来ない」と、ズレたことを言ってるのが気になった。
もしかして自分の体に傷がつく事には無頓着なのだろうか。
硬派な人に憧れているようで、何かにつけて「男は~」を言ってるんだけど、言えば言うほど硬派から離れている気がした(笑)
いや、可愛いんだけど。
お弁当イベントの時に黎明お手製のお弁当を全部一人で平らげて、後から主人公の分を残すのを忘れていた事に気づき慌てふためく様が可愛かったです。
しかし、「掃除の駄賃が入ったら~」って、秀真機関は給料出ないんだろうか…。
そもそも渉って秀真機関の正式な一員扱いなんだろうか、はたまた凛の計らいで特別に居候してる非正規の扱いなのかな。
そして、確かに入っていたはずの財布の中身は一体どこにいってしまったんだろう(元から入ってなかったにFA!)
雨の中での泣き顔スチルの乙女っぷりは半端なかったです。
あれ、ヒロインより可愛さ満点ってどうなの?(笑)
イベント自体は切なくてよかったのだけど、どうしても乙女っぷりが気になってしゃーなかったです。
渉ルートで初めて双子以外の選択を選んだので、ようやっとどうして主人公が攻略キャラ達の過去を夢で見ているのかが分かったのは良かった。
…けど、公式で黎明初回推奨するならこれはどのルートを通っても見えるようにしておいてほしかったかな。
マスターの過去話の中で語られた三姉妹の末っ子が主人公のお母さんってことでいいのかな。
で、その末っ子を助けてくれた同僚ってのがフライコールの前ボス?
確か司狼ルートで子を産むと同時に力を失い、その力は子へと受け継がれるって言ってたから、受け継いだ能力っていうのが同調能力ってことなのかなーと。
渉ルートでは黎明がことあるごとに反発っていうか、拗ねてる反応をしてくれるのでついそっちに意識がいってしまいました。黎明好きすぎる。
そして司狼にツッコミいれられてうろたえてるのがかわゆい。
主人公に前ボスを重ねている所為もあるんだろうけど、子供っぽい分かりやすい嫉妬の仕方が可愛い可愛い。
双子ルートではどこで惚れたのかよくわからないことが多かったけど、渉ルートは結構そのあたり丁寧に書かれていたので良かったです。
お子様カップルいいなあ。
というか、渉はいちいちリアクションが大きすぎる(笑)
まさかパジャマ姿にあそこまで過剰反応するとは。
シューチシンとかないのか!?と言ってるセリフが、何故かカタカナ表記な所に渉らしさを感じました。
そしてその翌日黎明に物凄い責めたてられるやりとりが面白かったです。
ていうか黎明の「パジャマ姿」という単語への反応速度が凄かった。
「じゃあどうしてパジャマ姿なんて見れるんです!?」というセリフの後に「僕だって(まだ)見たことないのに!」というセリフがナチュラルに脳内で続けられた辺り、相当私は過保護黎明が好きらしい。
NEDEでは「犯罪者」という意味のコードネームだったそうですが、これはどこから来てるんだろう。
純血種を理想とする組織からすると、他種族との交配の末に半綺としての血がほとんどないといっていいほど薄くなってしまった事に対して?
渉のバッドEDはまさかあんな選択肢で分岐するとは思わず。
終わり方がすごい切なくてなんだかやるせなかったです。
その分グッドEDルートでは、今までの自分の不幸を嘆いて呪うばかりで前に進めていなかった渉が物すごく成長してて良かったです。
カブラカンとの戦いの中でのやり取りはすんごい良かった。
ていうか、カブラカン良い人だなあ…、やってることは確かに決して肯定出来るものではないけど、この人も色んな意味で真っ直ぐすぎたからこそだったんだなと。
唯一残念なのは渉ルートではボスが何をしようとしていたのかとかさっぱりわからんかった事ですね。
エピローグはなんだかんだと2人でらぶらぶなようで良かったです。
ていうか、もうそれは見回りじゃなくてデートだよね?
今やってるのってデートじゃないの?(笑)
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