そんな訳で始めた1周目。
前作と同じでルート制限があるのかなと思ったので、ならばと大本命・重森をまず初めに攻略する事にしました。
重森ルートだと多分前作守護者は最愛の拓磨が出るだろうし。
とりあえずスタートするけど、名前入力は分かるが何ゆえ誕生日まで入れるのだろうか。
今回は誕生日がきたら特別なイベントでも起こるのかな?
んー、でもまさか1年間分のストーリーって訳でもないだろうからそれはありえないだろうしなぁ、と思いつつデフォルト誕生日消して、己の誕生日をとりあえず入力しておきました。
今回はなんだかギスギスした守護者達なんですね。
まぁそれもまた面白いので良いのですが。
ていうか、重森は基本高千穂姉弟以外とはあんまり仲が良くないのかな?
クラスメイト達には溶け込んでいるようなのに。
お話はさくさくと進んでいき、主人公は玉依姫の本来の役割---封印を護る為の生贄という使命を知るわけですが。
あまりにもあっさりと出てきたのでちょっと拍子抜け。
もう少し段階を踏んでからネタだししてほしかった…。盛り上がりに欠けるっていうか。
あ、でもその後落ち込む珠洲を慰める重森は可愛かったです。
噂の膝枕スチルも拝めましたし!
「なんでも、って言っただろ」ってセリフがお気に入り。
その後なんとか珠洲が生贄にならなくてもすむ方法を模索するうちに、珠洲の父親が死んだ本当の理由を知るわけなのですが、ここもなんだかちょい盛り上がりに欠けるというか。
亮司さんもいくらなんでもうっかり口を滑らせすぎる。いっそわざとらしほどに。
あれじゃツッコミをいれてほしいと言ってるようなものなのでは…。
で、実は幼い頃に中途半端に覚醒した力で珠洲を妖から護って、瀕死の重傷を負った重森を助ける為に、珠洲の父親が自分の命を犠牲にして助けたという過去を知るわけです。
しかも上手い具合にそれを重森が聞いてしまう、と。
その為に、全てを否定してしまった重森は守護者としての能力を失ってしまうのがちょっと見てて辛かったです。
その後、贄の儀の為に村長に軟禁されてしまう珠洲を助けに来る重森の必死さが切なかった。
それにしてもいくら守護者としての力(というか霊力?)が失われてるにしても、接近戦で弓に負ける小太刀っていうのが。克彦先輩もツッコミいれてたけど。
その後は上手く村長宅を逃げ仰せ、漫才コンビこと典薬寮の2人からの「季封村を目指せ」という言葉を頼りに逃避行を図るわけなのですが。
ここもどうせならもう少しこう力を失ってしまって好きな人を護れない事に対しての重森の葛藤を描いて欲しかった。好きなだけにほんとに残念。
そして、ここでやっと拓磨&珠紀が颯爽と現れました。
今回珠紀には声がつくってのは前情報で知ってたんですが、そんなに違和感がない感じでよかったです。正直甲高い声だったらどうしようかと。おなごのきんきん声ってすっごい苦手なので、落ち着いた感じのお声でよかったです。
が、しかし。やはりどうしても前まで声がなかったキャラに声がつくと違和感があってしょうがないので結局珠紀の声はそそくさとオフにしてしまいました…。元からあったんなら大丈夫だんだけどなぁ。どうしてもなかったのついちゃうと主人公というよりはサブキャラというかなんだか別のキャラって感じがしてしまって(同じ理由で某水の旋律2も陽菜の声はオフにしてました)
あ、でも同じ画面で会話する拓珠は可愛かった!
後はもうとんとん拍子でお話が進んでいくんですが、どうもラスト付近になってもお姉さんが何を考えているのかさっぱり分からなかった。
結局ラストは元に戻ったのかな?
敵側の内情も全く分からないので、前作みたいなアリアとフィーアみたいな関係を姉と御子柴にちょっと期待してたんですがそういうのもないし。
結局御子柴はなんのために姉と一緒にいたのかなぁ。
後敵の強さが今ひとつ分からなかった。強いの…か…?
こうものっそい何度も打ちのめされるってこともなくて、結構上手い具合に敵側が引いてみたり、逃げおおせたりするから実力差がいかほどなのか分からなかった。
前作でいうドライみたいな全く歯がたたないくらい実力差を見せ付けれられるってのがなかったからかも。
しかしお姉さん…、妹が大切なのは分かるけど思いっきり「愛してるわ」と言われると別の意味に聞こえてしょうがないんだけれども。
ラストといえば、重森の背中がかっこよかったー!背中がかっこいい男性って素敵だなぁと思う今日この頃。
後、覚醒後の武器が翡翠に輝いてるのも格好いいなぁ。
翡翠の中では重森の武器が1番好きです。小太刀!二刀流ってのもいい。
しかし後から気づいたけど、左右で長さが違ってたんですね。知らなかった、ていうか同じ長さに見え…ごほん。で、名前は焔?なんかどっかで克彦先輩が言ってたような。
しかし、ラストいくらなんでもあっさりすぎる…。一応ラスボスなんだからもう少し話の盛り上がりがほしいところ。
やはり今までかなりの犠牲の上に封印してきた力なのだから、もう少しこう色々あっても良かったのではなかろうか。
EDはほのぼのしてていい感じですが、前作と同じでかなりあっさりしてますね。重森と亮司さんと弟の会話が可愛かったです。
会話といえば、そこかしこで重森は基本的に珠洲が玉依姫をやるのはいい顔してないのかな。
「おまえは普通の女の子だろ」とか言うし。
やはり昔から好きだったから、危険な目にはあってほしくないという意味で言ってたのかなぁ。
重森ルートで好きなスチルはやはり初っ端の珠洲を抱えてるやつと膝枕。後はラストの背中が格好いいやつかな。EDスチルもほのぼのしてて好き。
さーて、次は壬生兄に突撃しよっかな!
以下、ちょっと色々愚痴ってますので注意。
私、ちょっと期待しすぎてた感があるかもしれませんでした。
翡翠最高!って方は見ないほうが宜しいです。
私も大好きだからこそのショックなのです。
なんつか、1に比べて進化どころか退化してないか?というのか第一の感想です。
とにかく話が唐突すぎる。
宝具をそれぞれが初めて手にした後の図書室での会話なんか、重森ルート行ってた私には突然壬生兄が重大なことをさらりと暴露するから本当に驚いた。
しかも中途半端な説明しかないからもやもやするし。
気分的にはうっかりネタバレを他サイトさまで読んじゃったような…。
話的にここでそれをどうしても言わなくてはいけないのならもうちょっとちゃんとした説明がほしい。逆に出来ないならにおわせる程度にしてほしかった。
正直壬生兄弟ルートに対する楽しみがかなり減った…。いや、攻略はするけれども。
今回1とライターさんを変えたそうですが個人的にはこれだったら前の方のほうがまだ分かりやすい文章だったような気がします。
確かに巷では日本語が壊滅的だとかあんまりいい評判ないかもしれないけど、それでもまぁ意味的には通じるし、なによりちゃんと段階を踏んで話を進めてくれていたのでお話をちゃんと楽しむ事は出来たので。
なんか今回はシステムのせいもあるんだろうけど、すっごい置いてけぼりを喰らわされた気分です。
あと、設定が薄い。なんであそこまで重森が主人公を守ろうと思ったのかとかもうちょっと細かく描いて欲しかった。折角幼馴染っていう美味しい設定があるんだから。学校での重森は大分社交性に優れているようなのでそういうのも上手い事使って欲しかったかなーとか。
後、今回の主人公って最初と最後でどこら辺が成長してるのかよく分からなかった。
なんかあたふたしてたら守護者の皆さんの頑張りでなんとかなったみたいな感じ?
正直玉依姫という存在の重要性を感じなかったというか。
前作の珠紀は結構身体を張って守護者を護る場面もあったけど、今回の珠洲はどうなんだろ。
見た目とは反して結構芯がしっかりしてるのは何となく分かったんだけど結局あんまり活躍してなかったような…。
だからかなぁ、あんまり感情移入が出来なかった気がしました。
まぁ色々言いたい事はまだあるのですが、今回はほんとに声優さんの演技と絵だけ素晴らしかった…という残念な感想しかないかも。しかもその絵も今回切ないくらいにスチル少なすぎるし…。おみくじ画像がないってのもなぁ。開発時間足りなかったのかな。それだったら後1年かけてもいいから足して発売して欲しかったかなぁ。
まぁまだ1周目だし他のキャラルートだったらいい感じなのかもしれないけど。凄くキャラとか好きなだけにもっと時間をかけて練りこんで欲しかったです。
この記事にトラックバックする