予想以上に4話がボリュームがあってびっくりしました。
そのわりに結末としては随分あっさりとしていたような気もします。
お話自体は決して面白くなかったわけではないですし、ちゃんと最初から最後まで纏まっていたし、正直そうくるか!と思うこともしばしばあったし、やってるときはすっごい面白くプレイしていたんですけれども。
ED見終わった後はなんというか、お話はうまく纏まっているはずなのに、心にこうもやもやっと何かが残るというか、すっきりしない気分でした。
前半はおどろき君視点、真ん中はなるほど君視点で過去と未来を行き来して情報と証言を集め、それをもとにして後半でこの4におけるラスボス・牙琉霧人を追い詰めるわけですが、個人的に真ん中が1番面白かったものの、今回の主人公であるおどろき君の存在をくってしまっているように感じてしまいました。ていうか、1番のクライマックスでどーんと大活躍しちゃうから余計におどろき君の印象が薄くなってしまっているような…。
あ、でも久々にサイコロックの仕掛け解きは面白かったです。
4もみぬくよりサイコロックでやった方が面白かったかも。
みぬくってシステムは面白い考え方だと思うんですが、どうも十分にいかせてなかったのではないかなーと。
基本的に証言内で矛盾しているセリフ探して、とりあえずみぬく状態にしてそのまま画面内をじーっと見てたら結構あっさり見つけちゃうからね…。
1番納得いかないのは、あれだけのことをやっておいて、その動機が「えーそんなことなの!?」と思うほど、普通だったことかなぁ。
いや、意外とああいう人ほど普通の人なら拘らない些細な事に拘るのかもしれないなぁ。
しかし、あの全部の証言を崩した後の髪乱した牙琉兄は怖かった…(笑)
とりあえず、牙琉弟は髪短い方が好みでした(←ゲームの感想違う!)
4はなんというか、なるほど君がインパクト強すぎるせいもあって新キャラがどうも印象薄いので是非5を作るのであればもう前作キャラは一切出さない方がいいのかもしれないなと思いました。
まぁいろんなキャラのその後が見れて楽しかったのも事実ですが、余計にインパクトを比較しやすくなっている気がしたので。
そしてどうせ前作キャラ出すなら、みっちゃんもお願いしたかった…!!
今回はお披露目的な要素も多かったので、次回作に期待したいです。