>第1話「逆転の来訪者」
ピンクの検事の髪型がてにすの影響でか某アクロバットな先輩に見えてしょーがないのは私だけか(笑)
海外に行って帰ってきたみっちゃんが自分の執務室へ行くとそこには死体が。
更には背後から拳銃を突きつけられてしまうとは、どんだけ運がないのか。
しかしピンチにも関わらず「私の部屋で事件を起こして、逃げ切れると思うな」と言ってのけるのは相変わらずの格好良さです。
毎回恒例の操作説明シナリオな1話なので、ボリュームは少なめ。
気になっていた、裁判システムに代わり、事件現場で直に相手と喋り、その中で発言の矛盾をつきつけて、真相に辿り着くようです。
なので、基本的に前のように相手を追い詰めていく実感に欠けるかなー…。
法廷という非日常的な空間、裁判中のサイバンチョの抜けた行動なんかや、相手検事とのかけあい、そして被告人への「異議有り!」。
全てが組み合わさって出来たあの独特のスリルつか、スピード感が逆転シリーズの醍醐味だと思っていたので。
多分、法廷みたいな特殊な空間でなくて、普通の場所で意見の言い合い状態になってるのが緊張感がうすめに感じるのかなー。
ただ、集めたキーワードをロジックで組み合わせて、新しい真実を導き出すという手法は面白いと思いますし、逆検には逆検の面白さがあると思います。
事件に関していうなら、あまり逆転劇ってのはないけど。
結構次の展開が予測できるのがちょっと勿体無いかな。
今回の容疑者として挙げられたのは、懐かしの須々木さん。
相変わらずの不幸っぷりも懐かしい。
最初イトノコ刑事がみっちゃんに会わせたくないって風に見えてので、思わず「……もしかしてオバチャン?」とか思ってしまった(笑)
なんやかんやと証言の矛盾をついていったら、あっさり自爆して終了。
個人的に優木検事はちょっと抜けすぎてると思います、色々と。
>第2話「逆転エアライン」
第1話より少し前、日本へ帰る為の飛行機でのお話でした。
被害者のアクビーさん格好よかったのに勿体無いと思ってしまいました。
エアポケットによる揺れで脳震盪を起こして気を失ったみっちゃんが目を覚ました時、近くのエレベーターにあったのは死体だった…というショッキングな冒頭。
それを偶然通りかかったCA木之路さんに犯人と間違われて拘束されちゃうみっちゃんですが、お得意のロジックでなんとか犯人でないことを証明してみせました。
木之路さんのちょっとアレなスーツケースですが、どう考えても売れないのはデザインだけじゃなくて法外な値段だと思われ…。
余程のデザイナーのとかならばまだしも、一般公募で決めたデザインなのにどうしてそんな馬鹿高いのか。
あと、貯金箱のゴーユー君はちょっとイメージが悪くなりそうだなーと。
創始者の下の名前なのは分かるんだけど、ぱっと聞いて会社のマスコットキャラの名前としてはあんまり良い印象は受けんぞ。
久々のご登場のメイちゃん。相変わらずムチでびしばし!です。
出来れば法廷で再び争ってみたかったですが、やはり普通に空港で意見のぶつけあいでちょっぴり残念。さいころ錠!
ぼけーっとした印象のCA白音さんが犯人でしたが、ボルジニア語を唯一理解できるって時点で怪しさたっぷりすぎる。
こっくりこっくりと船をこいでる姿がかわゆかったので残念でした。
>第3話「さらわれる逆転」
みっちゃんが昔お世話になった人の息子が誘拐されたので、その身代金の受け渡しを頼まれました。
指定場所はテーマパーク内のホラーハウス。
みっちゃんの背後から徐々に近づいてくるタイホ君ちょーこわ!
見た目がお間抜けな感じなだけに、あれは怖すぎる!ぶるぶる…。
次に目を覚ました時には何故かどこかの倉庫っぽいところでまたもや拘束されてるみっちゃん。何で今回こんなに捕まる率高いんだ、検事なのに(笑)
そこに颯爽と登場するのは、今回のメインパートナーの美雲ちゃんです。
結構テンションが高いのは、逆転シリーズヒロインの特徴なのかな。
そして、どっかで抜けてるのも。
高い窓から入ってきたので、さて帰るかと踵を返したら、窓に届かなくて帰れなくなってしまうところがかわいい。大ドロボウとしては如何なものかと思いますが。
この話でも懐かしの方々が登場です。
原灰巡査に、なんとオバチャンまで!(笑)
みっちゃんの動揺したあのリアクション大好きです。
相変わらずのマシンガントークでしたが、いつもに比べるとちょっとパワーダウンか?みっちゃんラブは変わらずでしたが。
タイホ君のバリエーションの多さにもびっくりした第3話。
プロトタイホ君は妙なところがリアルで怖い。マニアには受けそうだけど、子供受けはしなさそう……。
多分顔がマンガっぽいのに、等身がリアルでアンバランスだからかな?
新キャラのロウ捜査官は格好いいですね!
後、サポートについてる女性もクールでいい。
逆転シリーズでは珍しい正統派な感じ。
みっちゃんとの名刺交換のやりとりが面白かったです。
意外と事件が小さい規模だったのですが、結局息子はたまった借金返済の為に自演で誘拐劇をしたようですが、あんだけ息子に甘い父親なら泣きついたら払ってくれそうなのにな。
巻き込まれた方は災難すぎる事件でした。
ここでお初のぬすみちゃんを使った現場検証(要するに、現場の情報を機械に入力すれば立体映像で再現できるというもの)は結構面白かったです。
その都度その都度矛盾を指摘することで明らかになっていく情報を更新して試行錯誤する手順はやりごたえありました。
みっちゃんがやたら「ぬすみ…ちゃん」と言いづらそうにしているのもまたかわゆい。
そしてここで発覚したのは、実はみっちゃんと美雲ちゃんは初対面ではなかったという事実でした。
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