>第4話「過ぎ去りし逆転」
物語はみっちゃんがまだ検事になったばかりの頃。
あまり初々しく見えないのはあのぴらっぴらの服のせいなのかな(笑)
確かに顔つきは若い(いや、今も若いけど)
みっちゃんが若ければ、メイちゃんも勿論若かった。
ちびっこメイちゃんは相変わらずの鞭でびしばしっぷりでしたが、ミニサイズなのでかわいい。でも鞭の威力は変わらず。さすがだ。
やたらみっちゃんに対抗意識をめらめら燃やしてるのに、当のみっちゃんがあんまり気付いてない様子がまた微笑ましい。
裁判の見学に来ていたところで、突然のハプニングにより担当検事の後任となったみっちゃんでしたが、いつまでたっても前任検事がこない。
不審に思っていると、実は控え室で被告人と前任検事が重なり合って死亡していた、という冒頭。
検事になりたてのみっちゃんと、これからすぐに検事になるメイちゃんの、推理合戦の始まりです。
まあ基本的にメイちゃんはみっちゃんの推理を聞いてる状態なんだけど。
途中で高い窓の向こうの景色が見えなくて悔しそうなメイちゃんかわええ。
自販機の無駄に高いお菓子を食べたそうにしているメイちゃ(略)
事件の担当弁護士の葛さんは笑い上戸なのかってくらい笑いまくりですな。
まあ、確かにみっちゃんの格好や口調は初見の人は笑えるかもですが。
あれをおかしいと思わなくなった自分こそがおかしいのかもしれません。
だってみっちゃんだもの!で全て解決。
当初疑われたのは、現場の扉の前で見張りをしていたイトノコ刑事。
「自分は一歩も動いてないっス!」と主張しますが、明らかに矛盾ばかり。
矛盾を指摘しまくり、聞き出した真相に、殺伐とした雰囲気が和らぎました。
ほのぼのしてていいなあ、イトノコ刑事の株がうなぎ登りです。
こちらも真相自体は規模が小さかったのであっという間に解決でした。
うーん、ちょっとあっさりすぎてボリュームが少なめに感じてしまうなあ。
調べたりする現場が狭い範囲だから、自然と解決も早いんだろうな。
最後のまさかまさかの展開には驚きましたが。
>第5話「燃え上がる逆転」
偽のヤタガラスが現れたということで美雲ちゃんと共に調査開始。
大使館でのトノサマンショーで嬉しそうなみっちゃんかわゆい。
中身がヤハリだと知らずに、トノサマンの直筆サイン貰えてうれしそうなみっちゃんかわy(強制終了)
そのあとまさかその適当すぎるサインが重要な証拠品になるとは…!これも逆転シリーズの醍醐味ですな。
ここまでの事件はあまり逆転劇っていうのはなくて、大体予想通りのシナリオ運びだったのであまり驚きはなかったのですが、さすが最終話。
これでもかというほどのどんでん返しの連続でわくわくしました。
トリック自体は少し考えれば解けるレベルだったので難易度自体はトータルとして低めになってるのかな、今作は。
ヤハリとのかけあいは、素のみっちゃんが色々出ていて面白かったです。
ていうか、相変わらずヤハリはつっこみどころ多すぎておなか痛い。
「サンタ」でも「サンタクロース」でもなく、律義に「サンタさん」呼びするところがみっちゃんの性格出てるなあ。
最終話だけあって今まで出た主要メンバー総登場で、シナリオも一番のボリュームがあってやりごたえは十分ありました。
ただ最後の証言を崩す時に、「ここまでなのか!?」→「待った!」→「だから何?」→「ここまでなのか!?」のループはちょっとしんどかった。
1回2回ならいいんだけど、あんまり長く続くと折角の演出がしんどくなってしまうのでそこはもう一工夫ほしかったかな。
でも総評としてほんっと面白かったです!
しかし改めて思えば、今回って事件と事件の間がやたら短いのでみっちゃんはほんと大変だったろうなあ…。
帰りの飛行機→帰国直後→事件解決直後電話で身代金受け渡し代理→そのまま偽ヤタガラス事件…だもんなあ。
お疲れ様!
久々に時間を忘れてどっぷりのめりこめる1本でした。
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