＞天ちゃんルート感想。
頭は悪いけど、困った人は見過ごせないぜ！でも後先考えてないから、最後に色々問題が残るぜ！ってタイプでした。
でも、周囲の状況は見てないけど、周りの人間の事を見て考えて動いている人なので好感が持てます。
決して全てにおいて考えなしで動いている訳でもないような。
何事にも全力投球・一生懸命ゆえ、空回ってる？
全体を通して見るならば、千聖の時は主従としての避けられない運命を乗り越えての成長が大きなテーマでしたが、天の場合は成宮財閥を継ぐ者としての成長物語のように感じました。だって主従ネタ1話くらいで完結してしまうんですもの…、いやまあ主従そろってそればかりだと面白くないんだけど。
どうも千聖が一番好きな所為か、ところどころで出てくる彼に目がいってしまいがちでしたが、天ちゃんも充分魅力的な子でした。
主従そろって、無意識の内にヒロインに惚れちゃってるのが（笑）
主は独占欲強くて、従者は嫉妬深いって…！似た者主従コンビ最高。
後、これまでで一番APが分かりやすかったです、大概パーフェクトでした。
個人的に、後半の「おめえ、疲れすぎてついに頭おかしくなったのか！？こんなところでどうやってプリン作るんだよ！？」ってのが笑えました。とても悲壮な声がかわいい（正解はプリント）
補習が、というよりは勉強自体が嫌いな天ちゃんはとにかく逃げ回りますが、その際ヒロインが真壁ぼんのアドバイスから閃いた説得の仕方が笑った。てか、真壁ぼん、人にアドバイス出きるほどに成長したのね…！（ほろり）これがもうほんっとに嬉しい。時々ボロが出そうになるけど、Xの頃を思えばほんっと大人になったよ。
「外見の格好良さに加えて、頭まで良くなったらお嫁さんゲットの確率増えるわよ！」って…！
しかも、それでころっと落ちてる天ちゃんも天ちゃんです。
あほかわいいとはこやつの為にあるのですな、うん。
でも天ちゃんって結構簡単に騙されるよなー、こういうところでも彼があんまり物事を深く考えてない所が出てる。今は学生だからいいけど、財閥継いだらそんなんじゃ1週間もたないので、今のうちから直さないとな。
まあ千聖がいればそれなりにとめる事も出来るでしょうが。そういう発言権があるのかどうかは微妙だしな。千聖の立場ってどういう位置にあるのか気になる。ただの護衛になるのかな？それとも仕事上でも右腕になるのかなー。千EDでは天ちゃんのなんでも屋状態だったし。
夏休みの集中補習と称しての、山での合宿。
何故か肝試し大会を行うんですが、先生はおどかし役のはずが何故かヒロインだけ参加側になってしまいます。
どうやら男子の方が多いので、どうせならむさ苦しい男子同士のペアを作るよりは、男女ペアを作ってあげるのも先生ですよ、と天童先生に諭されます。…ほんっとジャケットプレイとかなければ言ってることはかなりマトモなのにな（しみじみ）
天童先生のジャケットプレイ好きだけど。
ヒロインのペアは天ちゃんです。
しかし様子がおかしい。
本人は必死に隠しているようですが、実は相当の怖がりとのこと。
しかしその理由がすげえ。
小さい頃に、よく千聖が天ちゃんのお家にお泊りに来ていたのですが、夜中にふと目が覚めると襖が少しだけ開いていて、妹のさやっぴょが「ちいちゃんを返してー」と囁かれたり、トイレに行こうとすれば廊下の向こうで立ってて「ちいちゃん返してー」と呟いていたそうな。
……それは確かにトラウマになりますね。
だから千聖ルートで、さやっぴょが「兄のかわりに私が御奉公に」って言った時にあの女の子大好き天ちゃんが激しく嫌がったのか！すごい不思議だったのですよ。
ていうか、これだけ聞いたらさやっぴょはブラコンなのかと思ってしまうんだけど、千聖ルートでも、天ちゃんルートでも特にそういう節はなかったんだけど、あれ。
小さい頃大好きなおにいちゃんを取る天ちゃんが子供心に憎かったって事なのかなー。
確かに千聖優しそうだしなー。
そんな怖がりの天ちゃんですが、サボろうと思えばサボれたはずなのに参加しているのは、自分が抜けて、それを見た他の男子もサボったらこんな暗い夜道を女の子だけで歩かなければいけないのは危ないから、とのこと。
ほんっとさらっと男前発言してくれるよなぁ…。かっこいいよ。
そんなこんなで、怖さを紛らわせる為に補習をしながら進んでいけば、ついに遭遇B6扮するお化け。
ビジュアル的に見て恐怖なのはキヨだと思うんですけど、色んな意味で絶叫したいのはナナの5円だと思う…、お茶噴いたよ、なんだよあれは。「5円を馬鹿にするな！ご縁があるかもしれんだろう！」って、何とご縁があるんですか！（笑）この状況だとお化けとですか！？そんなご縁は入りませ…っ！！
恒例の名前呼びイベントはすっごい萌えた。
アホサイユへと呼ばれたヒロインを待ってたのは天ちゃんを除いた3人でした。
なんだか怪しい笑顔を浮かべて、じりじり迫ってくる3人とか色んな意味で怖い（笑）
つまるところ、天ちゃんだけ名前呼びはずるいので自分達も下の名前で呼んでって事なのですが。
どうやら天ちゃんが事前に阻止していた模様。
いわく、「どーでもいい人間に呼んでもらっても意味ないだろ！だから名前で呼ばれるのは俺様だけでいい！」らしい。
アラタに「じゃあ自分はどうなのさ！って感じだよね」ってツッコまれてるのが面白い。
個人的に千聖の「―――千聖、でかまわん」に激しく悶え転げた（笑）
恥ずかしがってなかなか3人を名前で呼ぼうとしないヒロインに、
ア「だったら僕はいとしのハニーローズって呼ぼうかな」
八「僕のうさちゃんって呼ぼうかな」
千「おっ、俺は呼ばないからな！」←この時の焦りっぷりがかわゆい
やはり決め手は「こんな風に呼んでたら、僕らのお花ちゃん（各ファン）達がどう思うか…ふふ」ってこわっ！アラタも意外と頭の回転速いというか。策士だな。
と、様々な強硬手段に出て、ようやっと名前で呼ぶことになりました。
しかし、「拉致した荷物を戻す時間だ」とか「あれは天が自分の声を目覚ましにしてるんだ」とか苦しすぎる言い訳だよ、千聖（笑）
学園祭はロミオが天で、ジュリエットがヒロインでした。
相変わらずの天ちゃんテンションだったので、途中から天ちゃんアレンジで進んでいく劇。なんか途中から席にいる女の子に「俺のヨメになれー！」と迫るロミオが面白いけど、おいおい！みたいな。
それを助け舟に入ったはずのアラタとやっくんも途中から（というか最初から？）悪ノリし出して、明らかに違う衣装なのに「僕がロミオだよ。さぁどっちを選ぶの？」と迫りだします。
いつの間にか、ロミオズのジュリエット争奪戦です（笑）
最後は天ちゃんがヒロインを抱き寄せて勝者となりますが、この時のスチルがどう見ても背後から首絞めてるようにしか見えなかったのは私だけなんだろうか…。もしくは羽交い絞め。も、もうちょっとラブい（古）スチルには出来なかったんでしょうか…。
個人的にはいつ千聖が新撰組の格好でジュリエットを攫いに来てくれるのかと期待していたのですが（待て）
いや、ほじょ兄の時は収拾つかなくなって結局頃合を見計らった千聖がヒロイン助けたそうなので。
年末聖帝舞踏祭。
ドレスコードが男子はタキシードなのに、一人紋付袴でやってくる天ちゃん。
ほじょ兄に怒られますが、「これが成宮家の正装なんでい！」と一蹴。
そのままヒロイン連れてホールの真ん中で盆踊りです。更に天ちゃんオリジナル回転ダンス。
まぁ2人が楽しそうなのでよし。
暫くすると様子がおかしい天ちゃん。
顔が真っ赤で呂律も回ってないから、間違えて酒でも飲んだのかと思ったのですが、ここは生徒会主催のパーティなのでそんなものがあるとも思えない。まあ先生も参加可能ではありますが、メインは生徒なので、少なくともほじょ兄弟が取り仕切っているのならばそんな事はないはず。
不思議だなと思っていれば、甲板で一人でいる天ちゃんのところに現れた千聖。
「お前は、冬場でも6時間以上長袖を着ていることが出来ない位の熱がりなんだから、そろそろ限界だろう」と。
……あぁ、それで冬場でも半ズボン腹だしなのか。納得。
しかしどんだけ暑がりなんさ（笑）
着替えてからそろそろ6時間が経過しそうになっているので、いい加減着替えろという千聖に「大丈夫だ、まだあいつと踊るんだから」と言い張る天ちゃんはかわゆい。
こういうところを女の子に見てもらえたらヨメヨメ言わんでも向こうから勝手に寄ってくるのに。
アピールの仕方が間違ってるだけで、天ちゃん自体はいい子なので勿体無い。
年明けて、迫ったセンター試験前。
しかしここで業を煮やした理事長はついに強行手段に出ます。
学内テストを行い、合格点に達しなかった生徒は、聖帝学園にふさわしくないと見なされて退学処分とのこと。
しかも合格点というのが、生徒個別に設定されていて、天ちゃんの場合はclassAの上位成績者並の点を要求されているらしく。
いやもう無茶苦茶すぎて、いっそ見事としかいいようが…。
こんなの普通に親御さん怒るよ…、特にこういう学校って生徒の親からの寄付金とかでも成り立ってるだろうに。
とは思いますが、そこはゲームですから突っ込まないお約束。
いつもなら売られた喧嘩は買う主義の天ちゃんなのにあっさりと諦めて「1週間あればヨメ探しに充分だよな」と言って、アホサイユを後にします。
いつかは分かってくれるから、今自分に出来ることは皆の為の対策用プリントを作ることだと徹夜で頑張るヒロイン。
それを覗き見る天ちゃんと真壁ぼん。
天ちゃんがらしくなくやる前から負けを認めたのは、自分が勝てる見込みのない勝負を挑んだがために、そんな自分を庇ってヒロインが先生を先生をやめたりするのが嫌。巻き込みたくなかったから、初めから勝てるはずがないと思わせておけばヒロインも諦めるだろうと思ったからだそうな。
しかし、真壁ぼんは一喝します。
「お前が理由もなく逃げたわけじゃないのは分かった。だがそれはやはり逃げだ。財閥を継げば、周りは罠だらけだ。それから逃げるのもまたひとつの手だろう。だが、それでは男としては2流だ」と。
ここの真壁ぼんのセリフには本当に感動した。
そういうことをまっすぐに人に伝えられる大人になれたんだって思ったらなんか涙が…。
お、おかしい、なんだか天ちゃん成長物語っつーより、真壁ぼんの成長っぷりに感動させられてるよ。いや、天ちゃんも頑張ってるんだけど。
「そしてお前がそんな男でない事を祈る」と、去る真壁ぼんの背を黙って見送る天ちゃん。
これで決心がついたらしく、ヒロインに「俺様は勝負するぜ」と告げます。
そして緊急テスト対策本部がアホサイユに設置され、豪華な先生陣の顔ぶれが。
ほじょ兄の「合法的に成宮を扱ける！」だとか稀に見るおかしなテンションです（笑）そんなに嬉しいのか、そうかそうか。
ほじょ弟は、いつも以上の爽やかさの中に黒さを滲ませてました。怖いよ！
GTRは今回はGTS（グレート・ティーチャー・今回だけスパルタ教官）と改名して登場です。
更にB6も加わり、皆の必死の努力の甲斐あって全員合格点をとることが出来たそうな。
これに面白くないのは理事長です。
ならばと、今度はヒロインを自分の部下にと勧誘です。
「元親と結婚して、ともに私の元で働いて欲しい」って…！
えええ、なんか理屈が通ってない気がしますが、それが理事長クオリティってことでスルー。
結局悩みに悩んだヒロインは、生徒を引き合いに出されてしまい、首を縦に振りますが、間一髪のところで天ちゃんが乱入です。
「結婚なんてふざけんな！」と本気で怒りモードの天ちゃんに「証拠があるのか」と至極冷静に応える理事長でしたが、なんと機械オンチなのに携帯のICレコーダーで先程の会話を一部始終録音していたようです。
さあどうする！と迫られ、本性を現した理事長。
最終的に、理事長の出す最終試験に合格すれば負けを認めると。
勝った後は、アホサイユで天ちゃんに、「あほあほあほあほあほあほんだらーーーーーっ！！」とアホ連呼されました（笑）
途中で声が掠れ気味なところがかわゆいのう。
天童先生の「ネバー・エンディング・アホウ・コール」に噴いた。なんて素敵なネーミングセンス！
馬鹿な真似をしたヒロインにあほを言いたい天ちゃんですが、周りの人間はいい加減にしてくれと疲れ気味。
しかし悲しいかな、クラスメイトは放って帰るのも忍びないし、教師は生徒を置いて帰れる訳ないしで。
しまいには今夜は帰れないと諦めた千聖は「確か寝袋があったな」とアホサイユの中を探し、真壁ぼんはキングサイズのベッドをヘリで空輸する手配をしてしまいます。
後、どこかで真壁ぼんが「お茶漬けさらさらだ！」と言っていたのが嬉しかった。この台詞でビタに興味を持ったので。懐かしい。
①完璧ED
卒業してしまうのが寂しいと思い泣いてしまう自分に「……天十郎君がいなくなる位で何を泣いてるのよ」と呟くヒロイン。
「『くらい』じゃねぇだろぉ～～～がっ！」と怒る天ちゃんがかわゆい。
そりゃ今から告白しようとしてる人にこんな事言われたら切ないよね、天ちゃんが思ってるのと実際は意味合いは違うけど。
告白のシーンはちょいほろりときました。
ほんと開始時と比べると成長したな～、ちゃんと自分の駄目なところを自覚して、どうすればいいのか分かってる。
プロポーズの言葉はストレートでなかなか男らしかったです。
千聖のおうちは夫婦扇でしたが、天ちゃんとこは白無垢だそうな。
しかし、最後の最後で詰めが甘いのは相変わらず。
よりにもよって、そんならぶらぶムードのお2人の背後には成宮財閥の黒服部隊さん達がラッパ片手に待機していたのです。
「やっぱりムードって大事だろ。もしもの時にはBGMを流すように命令してたんだよな！」
えええ！（笑）
いや、確かにBGMは大事かもしれません、でもリアルでそんなもの背後に居たら言いたい言葉も恥ずかしくて言えませんがな…！
つか、それにしたってファンファーレはムードないよ！（笑）
大学は落ちてしまったけど、来年再挑戦するそうです。
今はプロサーファーとして頑張っている様子。
中身は相変わらずのようで、ヒロインに「好き」と言われて、突然海に向かって「愛してんぜぇぇ～～～～！」と絶叫してました。
更に「超絶愛してっからな～～～！」と叫んでいるところに千聖が現れるのですが、…どうして冬服なんだろう…。
あれ、ヒロインは夏服ですよ、ね…？
お父さんはスーツだから長袖だとしても、あれあれ。
まぁ、千聖の私服は冬の方が好きだからいいけど（いいんかい）
で、お母さんが御懐妊されたそうで、男の子だったから自分は跡取りを降りて、ただの天十郎になりたい。自分の力だけでお前を幸せに出来る男になりてぇと真っ直ぐに告げる天ちゃんは格好良かったです。
その後人目も憚らずにいちゃつくばかっぷるに、
「………おまえら、人目はともかく、俺の目は気にしろ」と呆れた様子の千聖。ほんと主従は仲良いな！
②夢ED
突然成宮家勝負服で現れた天ちゃん。
文化祭で演じたロミジュリについて質問があるそうな。
ロミオはジュリエットが死んだと思って自分で命を絶って、仮死状態から復活した（意味合いは分かるけど復活って言葉の選択がなんだか笑ってしまった）ジュリエットは死んでるロミオを見てあとを追った。
でも、そんなのは納得できない。
愛してる女がこの世から去ったから連れ戻す。死神がきても守るのが男のつとめだろ！と。
なので、文化祭はあれやこれやで中途半端だったので今ここで仕切りなおすぞとお決まりの愛の台詞を囁くんですが。
途中からロミオじゃなくて天ちゃんの言葉になっていくのが良い。
「好きだ、大好きだ」ってのが天ちゃんらしいなーと思います。個人的には「愛してる」よりも好きだな。
そして、今回は黒服さん達でなく、校門前だった為生徒の皆さんがギャラリーでした（笑）
律儀に交通整理をする千聖が好きだ（とまれ）
幸せ満載絶頂愛情って！
そこは、折角だから「ぜっちょう」じゃなくて「クライマックス」って言って欲しかったな！
更に、ほじょ兄弟も加わって、賑やかなEDでした。
那智の成っちょ呼び好きだなぁ。
こちらのEDでは大学合格してました。
デートの待ち合わせで天ちゃんの大学前にて待機のヒロイン。
すると、女生徒にお茶に誘われてる天ちゃん発見。
しかし、きっぱりと「俺様の彼女がちっとでも誤解して、ちっとでもいやな思いすっかもしんねぇから無理！」と断ってました。
いやいや、”しんねぇ”じゃなくて”絶対にする”と思うぞ。
とにかく台詞が甘くて甘くて（笑）胸焼け起こしそうだよ！
らぶらぶしようぜ！って（笑）
③通常ED
こちらのEDでは、卒業後跡取り修行を頑張っているそうな。
どうやら真壁財閥と提携して色々やっている模様。
頻繁に学校に遊びに来ているらしい天ちゃんですが、何故学内でみたらしを販売しているのですか…。
そして何故か登場のGTR。
「呼ばれて飛び出て、ハイサッサ！」にお腹抱えて笑いました（笑）
脈絡なく登場したかと思えば、脈絡なく去ってゆきました。
恋人設定ではありませんが、天ちゃんの片思いっぽい感じですね。
NYへの出立前にわざわざ挨拶にくるとはかわゆいのう。
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